HISTORY 三木楽器の歴史 - 三木楽器
楽器の取り扱いを開始
明治時代、三木楽器は音楽の領域に特化していきます。最初に取り扱った楽器はオルガン、ついでバイオリン・ピアノと、文明開化の流れの中で、西洋の楽器を取り扱うようになりました。
音楽文化の担い手として
1921年にはピアノの名門、ドイツ・スタインウェイ社の日本総代理店となります。また創業100周年を記念した本社ビルに併設されたホールには著名な音楽家も繰り返し訪るなど、音楽文化の発展に寄与しました。またこの建物は、文化財建造物としても国に登録されています。
MIKIブランドの展開
1929年には、自社ブランド「S.MIKI」を冠したピアノ・オルガンの販売を開始します。第2次大戦後に取り扱った「MIKI」ブランドも含めた「ミキピアノ」は、今なお根強い人気があるそうです。
大型楽器店の出店
戦後すぐに新設した心斎橋店を1969年に、地上4階地下2階・当時としては画期的な大型ビルに建て替えました。
6フロアすべてを楽器で埋め尽くす大型楽器店は心斎橋のシンボルといっても過言ではなく、長年ご愛顧をいただいております。
(2018年11月にビルの建て替え工事完了、現在は装いを新たにして4フロアにて営業中)
時代のニーズに合わせた幅広い音楽事業の展開へ
1990年代からはバンドブームの波にも乗り、ギター・ドラムといった軽音楽系の楽器を中心とした店舗の出店が続きます。
また音楽教室の展開も拡大し、従来からのピアノ販売・楽譜卸も含めた、音・音楽に関する幅広い事業展開を確立。
2000年以降も、大人のための音楽教室の展開、インターネットでの楽器販売の開始、音楽イベントの企画・制作など、時代のニーズに合わせて、様々な形で音楽文化振興への取り組みを続けています。